Google Map を利用したインドの石窟寺院の場所が判る地図です。アジャンタ、エローラ、エレファンタ島など石窟が記されています。
地図中にあるオレンジ色のバルーンマーカーが石窟です。それぞれのバルーンをクリックすると名前と写真を表示する噴出しが出てきます。地図左側の「+/-」で地図の拡大縮小が可能で、右上の「航空写真」をクリックすると上空から撮影した写真を見ることが出来ます。
地図データ 読み込み中 .......
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アジャンタ石窟(Ajanta Caves)
アウランガバードの北106km。第9窟が最古で紀元前2世紀に開窟。第8~13窟が紀元前2世紀~後1世紀に成立、その他の窟は5~7世紀に成立。第9、10、19、26窟は内部にストゥーパ(仏塔)を持つチャイトヤ(礼拝堂)窟。その他の窟は、僧侶の修行のためのヴィハーラ(僧院)窟。
エローラ石窟(Ellora Caves)
アウランガバードの西北29km。合計34窟の石窟がある。第1~12窟までが仏教窟で5~7世紀に成立。第13~29窟までがヒンドゥ教窟で7~10世紀に成立。第30~34窟までがジャイナ教窟で8~10世紀に成立。第10と12窟が有名。第10窟はエローラ唯一のチャイトヤ窟、第12窟はベランダ付き三階建てのヴィハーラ窟。
アウランガバード石窟(Aurangabad Caves)
アウランガバード市街地の北方3km。10の石窟から構成され、1~7世紀のもので、2群に別れている。
ピタルコーラ石窟(Pitalkhora)
エローラから南西約30km。12の石窟があり、4つのチャイトヤ窟と8つのヴィハーラ窟で構成されている。紀元前1世紀から開窟。
エレファンタ島 石窟(Elephanta Island Caves)
ヒンドゥー教の石窟でシヴァ神が祀られている。
行き方:
ムンバイのインド門横からエレファンタ島行きボートが出ています。ボートに乗ること1時間でエレファンタ島の桟橋先端に到着します。桟橋にはミニSL型の汽車(有料)が約200m敷設されています。
桟橋を歩き石窟のある山の麓まで行くとレストランや土産物屋があります。麓からエレファンタ石窟入り口まで15分の登り道となり土産物屋が軒を連ねています。登り切ったところが切符売り場です。近くにトラベラーズロッジ(レストラン付き)あります。
カンヘリー石窟(Kanheri Caves)
ムンバイ市から北へ42kmの Sanjay Gandhi 国立公園内。大小さまざまなチャイトヤ窟・仏殿・僧坊・講堂など109窟。2~9世紀に成立。最古のものは、第三窟のチャイトヤ窟でカルーラ石窟のチャイトヤ窟を模したもの。
バジャー石窟(Bhaja Caves)
ムンバイからプネー(Pune)の途中駅マラヴァリ駅から1.5km南。カルーラ石窟の近く。18の石窟があり、紀元前2~1世紀に成立。第12窟は馬蹄形のチャイトヤ窟であり、27本の石柱に支えられたチーク材のたる垂木が残っている。
カルーラ石窟(Karla Caves)
ムンバイからプネー(Pune)の途中駅ロナバラ(Lonavala)駅から東北12km・バジャー石窟の近く。紀元前1世紀~紀元1世紀に掘られたチャイトヤ窟は、インド最大でかつ保存状態も良い。
ベドゥーサ石窟(Bedsa Caves)
ロナバラ(Lonavala)駅から東に2駅目のカムシェット駅から南に6km。チャイトヤ窟とヴィハーラ窟が各々1つ。紀元前2世紀~紀元1世紀に成立。
テルバイラー石窟(Telvaira Caves)
ロナバラ(Lonavala)駅から南39kmの西ガーツ山脈に岩壁地帯。小規模だが17の石窟がある。バジャー石窟より更に古く、紀元前2世紀に成立。
ナーシク石窟(Nasik Caves)
ムンバイから北に約150km。ムンバイ-カルカッタ線のナシーク駅から南西8km。23の石窟があり、紀元前1世紀~後2世紀に成立し、6~7世紀に手を加えられた窟院もある。最も古いのが、第18窟のチャイトヤ窟。
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