アウランガバード(Aurangabad)は、ムンバイの東350kmの場所にあります。インドを代表する石窟寺院であるエローラ石窟やアジャンタ石窟への観光拠点です。エローラへはバスで約50分と近く簡単に日帰りできます。アジャンタは100km近く離れており日帰りで見学は少々きついですが周遊バスが出ています。アウランガバード自体の見所は、タージ・マハールを模して建てられたビービー・カ・マクバラー廟です。また、街から3kmの山には仏教石窟があります。郊外へ出るとイメージどおりの
デカン高原の風景を楽しめます。
アウランガバードのホテル
アウランガバードは、アジャンタやエローラ石窟への観光拠点となっている都市ですが、インド国内では「Gate City」の別名を持っています。市内には、52の門がありそれぞれ異なったデザインで建てられています。特に有名な門は、バダカル門(Bhadkal Gate、市内最大の門)、パイタン門(Paithan Gate)、ローシャン門(Roshan Gate、東門)、デリー門(Delhi Gate)などです。この写真は、アウランガバード市街の西側にあるマッカイ門(Makkai Gate)です。
アウランガバードへの行き方
飛行機:ムンバイから1日2便、デリーから1日1便。
鉄道:ムンバイのCST駅から直通列車が1日2便。デリーから1日1便。
バス:ムンバイから多数のバスが出ています。たいていは夜行バス(約15時間)。
地図
ビービー・カ・マクバラー、州立考古学博物館、バーンチャッキーなどアウランガバードの見どころやアウランガバード駅、観光案内所、バスターミナルの場所が判るアウランガバード地図です。
アウランガバードの観光名所
ビービー・カ・マクバラー(Bibi ka Maqbara):アウラングセーブ帝の息子であったアザム・シャーが亡き母ラビア・ドゥラーンのために建てた霊廟です。大理石が使われているのは墓標周辺とドームだけです。他の場所は石材に漆喰で装飾しています。
ダウラターバード(Daulatabad)は、アウランガバードから西へ13kmのエローラ石窟への道路沿いにある砦跡です。一つの大きな岩山を砦としたもので規模と美しさでインド屈指の砦と言われています。
アウランガバード僧院群(Aurangabad Caves):
アウランガバード市街地の北方3km。10の石窟から構成され、1〜7世紀のもので、2群に別れている。
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