ヤムナ川の西岸に建つアグラー城。ムガール帝国以前、ラジプート(地元の藩主)の居城があった要衝の地に、第3代皇帝アクバルが8年間をかけて築いた壮大な城。
後に第4代ジャハーンギール、第5代シャー・ジャハーン、第6代アウラングゼーブに引き継がれ、造築、改修が施された。アグラー城の門は南と西にあるが現在入場は南門からのみとなっている。
城壁内には公衆謁見の間「ディワニー・アム」(Diwan-i-Am)や特別謁見の間「ディワニー・ハス」(Diwan-i-Khaas)、皇帝の休息室「シシュ・マハール」(Sheesh Mahal)、「カース・マハール」(Khass Mahal)など、イスラム教を基盤としながらもヒンズー教を尊重し、独自の文化を築いたムガール帝国の融和政策の結晶を目にすることができる。シャー・ジャハーンが息子アウラングゼーブにより幽閉されていた八角形の塔「ムサンマン・ブルジ(Musamman Burj)からはタジ・マハールが望める。シャー・ジャハンは亡き愛妃ムムターズ・マハールを想いながら毎日タジ・マハールを眺め、7年後に亡くなった。
アグラ城地図です。中央のオレンジ色のバルーンアイコンの場所がアグラ城です。
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